当院は延久年間(900年余前)に教懐上人が開基された寺で、鎌倉時代には後堀川帝の皇后西中御門院(にしなかみかどいん)の篤い崇信をうけ、西門院と改称されました。 また当院は、「里見家」由来の寺院で現在の千葉県(上総国・下総国・安房国)ゆかりの宿坊です。以前は上総国の神野寺と安房国の清澄寺が、当院の官領であり多くの古文書が残されています。 山門は袴腰が漆喰の白壁塗りで勾欄(手すり)をめぐらし、屋根は檜皮で葺かれた竜宮門造りです。四角に四天王を配して、山門と寺を守り魔を除いています。高野山では珍しく特徴のある山門です。